私の空想物語「最期のときが見える人」
小説を書きたくて書いてみました!(笑)
なんとなく想像してみた物語です。良かったら見ていって下さいね!^-^
※この物語はフィクションです。
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「ユキ!遅刻するよ!」
母の声が聞こえた。
「はーい!」
私は2階から大きな声で返事をした。
私の名前はユキ。女子高校生で現在高校1年生。
私は小さい頃から、「人の最期のとき」その人の人生が終わる瞬間が見える。
最初に見たのは、母親の安らかな寝顔だった。
年老いた顔に、最初は母だということが分からなかった。だけど、何回も見ていると徐々に母だということが分かってきた。
母は、病院のベッドで安らかに眠っていた。
母の最期は、病院のベッドで迎える。
最初はなんだか悲しかったけれども、最近は少しずつ受け入れている自分がいる。
人は、必ずいつかは死ぬ。
それはいつなのか、誰にも分からない。
元気でいる人も、もしかしたら1年後には病気になっているかもしれないし、事故や事件に巻き込まれるかもしれない。
若くして亡くなることもあるし、寿命を迎えるまで元気に生きることもある。
私の母は年老いて、病院のベッドで最期を迎える。
そのことに最初はショックだったけれども、最近は少し安心している。
だって、年老いるまで生きて、最期は安らかに眠るから。
幸せな人生であることを願っている。
人の最期のときが見えることは、まだ誰にも話したことがない。
これからも話すことはないだろう。
ただ、最期のときが見えることで、少し悲しくなったりもする。
それは、若くして亡くなるときだ。
多くの人は、年老いた姿が見える。
ただ、少なからず若くして亡くなる人もいる。
そのときは胸が締め付けられるように悲しくなる。
この人は長くは生きない。だから、少しでも長く幸せな時間を過ごしてほしい。いつもそう願っている。
(物語は続く・・・かも)