✿にこにこ日記✿

気の向くままに色々な記事を書く、20歳女性のブログです。

私の空想物語「最期のときが見える人」

小説を書きたくて書いてみました!(笑)

なんとなく想像してみた物語です。良かったら見ていって下さいね!^-^

 

※この物語はフィクションです。

 

 

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「ユキ!遅刻するよ!」

母の声が聞こえた。

「はーい!」

私は2階から大きな声で返事をした。

 

私の名前はユキ。女子高校生で現在高校1年生。

 

私は小さい頃から、「人の最期のとき」その人の人生が終わる瞬間が見える。

 

最初に見たのは、母親の安らかな寝顔だった。

年老いた顔に、最初は母だということが分からなかった。だけど、何回も見ていると徐々に母だということが分かってきた。

母は、病院のベッドで安らかに眠っていた。

 

母の最期は、病院のベッドで迎える。

 

 

 

最初はなんだか悲しかったけれども、最近は少しずつ受け入れている自分がいる。

 

人は、必ずいつかは死ぬ。

それはいつなのか、誰にも分からない。

元気でいる人も、もしかしたら1年後には病気になっているかもしれないし、事故や事件に巻き込まれるかもしれない。

若くして亡くなることもあるし、寿命を迎えるまで元気に生きることもある。

 

 

私の母は年老いて、病院のベッドで最期を迎える。

そのことに最初はショックだったけれども、最近は少し安心している。

だって、年老いるまで生きて、最期は安らかに眠るから。

幸せな人生であることを願っている。

 

人の最期のときが見えることは、まだ誰にも話したことがない。

これからも話すことはないだろう。

 

ただ、最期のときが見えることで、少し悲しくなったりもする。

 

それは、若くして亡くなるときだ。

 

多くの人は、年老いた姿が見える。

ただ、少なからず若くして亡くなる人もいる。

そのときは胸が締め付けられるように悲しくなる。

 

この人は長くは生きない。だから、少しでも長く幸せな時間を過ごしてほしい。いつもそう願っている。

 

(物語は続く・・・かも)