『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ/著
『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ/著
- 価格: 1760 円
- 楽天で詳細を見る
2021年本屋大賞受賞作。
ずっと読みたくて、やっと読めました!良かった!^-^
最初の方は、田舎特有の感じが強く出ていて なんだか面白かった。だけど、途中から虐待を受けている子が登場して、なんとか助けたいという主人公が動き出す場面から、物語に引きずり込まれていきました。虐待ってやっぱりいけない。ひどいな、と思いました。虐待を受ける方は、どれほど辛い日々を送ることか。どれだけ哀しい思いをすることか。虐待を受ける身の立場の心情が痛いほどよく分かります。
印象に残った言葉。
だからあの子は叱られたことも、思い通りにいかずに悔しい思いをしたこともなかった。でもそれは可哀想なことよ。
『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ/著 p223
ーこれは、父からすごく甘やかされて育った子に対して、思っていた事を話している場面での言葉です。小さい頃、叱られることもなく、ただただかわいがられて育った子。一見良いように見えますが、実は可哀想なこと。大人になってから世間に当たり前にある壁を知る。大きくなってから知るのはしんどいものだそうです。私は、家族からそれなりに厳しく育てられたので、それは愛情があったということなのかなぁと考えました。小さい頃は叱られて、私自信納得できないことも多かったけど、叱られたからこそ、社会性を少しは身につけることができた。愛情をもって育ててくれた家族に感謝です。
「先生、昔言ってたじゃないですか。ひとの目を見て話す人間こそ正しいって。あの子たちはちゃんと先生の目を見てるし、先生は今誰の目も見てないっすよ」
『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ/著 p227
ーこれは最後の方のシーンの言葉なのですが、なんだかこの言葉にグッときました。確かに、人の目を見て話す人は、正しいことを言っていることが多い。何か自分が間違っていたりする人は、人の目をまっすぐ見て話すことができなくなる。腑に落ちました。
2024年3月に映画も公開されるようです!
ぜひ読んでみて下さい!^-^/
ーあらすじー
52ヘルツのクジラとはー他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさん仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえの愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれるー。
2020年4月25日 初版発行
『星の子』今村夏子/著
『星の子』今村夏子/著
- 価格: 1540 円
- 楽天で詳細を見る
前回に引き続き、再び今村夏子さんの本を読みました。
前回の記事⬇
やっぱり面白い。
最初から物語に引き込まれていきますね。^-^
第39回野間文芸新人賞受賞作。
芦田愛菜さん主演の映画『星の子』の原作小説です。
なんだかなぁ。
本を読んだ後に、複雑な気持ちになりました。
人の信仰心って怖いですね。
他の人から見ると明らかにおかしいのに、本人達はその異常さに気付かない。
もし、自分の両親が何かを信じていたら、自分はどうするのだろうと考えました。難しいですね。
幼い頃からの主人公の成長が描かれていて、面白かった。
最後の、両親と星空をずっと見ている場面には、愛が溢れていて複雑な気持ちになりました。
何かを信じていたい気持ちは分かる。
ただ、人の信仰心を悪用する人もいるから、怖い。
何かにすがるって怖いですね。
映画も観てみたくなりました!
ーあらすじー
2020年公開 映画『星の子』原作小説
第39回野間文芸新人賞受賞作。
大切な人が信じていることを、わたしは理解できるだろうか。一緒に信じることができるだろうか・・・。病弱なちひろを救うため両親はあらゆる治療を試みる。やがて両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき・・・。
『星の子』今村夏子/著
2017年6月30日 第1刷発行
『むらさきのスカートの女』今村夏子/著
『むらさきのスカートの女』今村夏子/著
- 価格: 1430 円
- 楽天で詳細を見る
最近、小説や物語を全く読んでいなかったので、久しぶりに読みました!面白かった!
『むらさきのスカートの女』今村夏子/著
なんとも、この表紙が目につきますよね。印象的です。
以前、私がメルカリで目にして、図書館でたまたま見つけたので読んでみました。
第161回芥川賞受賞。
最初から面白かった。
ただ、最初から違和感?があったのは、むらさきのスカートの女に異常に執着というか監視している主人公。主人公が「普通そこまで人のこと見る?」というくらいむらさきのスカートの女を見ていて、なんだか不思議でした。
個人的には、むらさきのスカートの女が働き出してからが面白かったですね。
そして、状況が一変して、事件が起きたところが私にとっては衝撃でした。
この本の解説が気になってネットで調べて見ましたが、キーワードは「奇妙さ・トリッキー・ミステリアス」でしょうか。
ーあらすじー
近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない<わたし>は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。『あひる』『星の子』が芥川賞候補となった話題の著者による待望の最新作。
繰り返しになりますが、表紙・題名がとても印象的な本です。
ぜひ読んでみて下さい!^-^/
『むらさきのスカートの女』今村夏子/著
2019年6月30日 第1刷発行
『この顔と生きるということ』岩井建樹/著
『この顔と生きるということ』岩井建樹/著
- 価格: 1540 円
- 楽天で詳細を見る
以前から気になっていた本で、偶然図書館で見つけたので読んでみました!
私はあまり顔が普通の人と違う人が身近にいなかったのですが、この本を読んで社会には色々な顔の人がいることを改めて知りました。
顔が違うために、好奇の目で見られたり、いじめられたり。
逆に顔が普通と違うことで、そこを自分の強みにしたり。
顔が違うことを、きいてほしいという人もいれば、きいてほしくない人もいたり。
見た目が重視される社会。
そこで、見た目によって差別を受ける人がいる現実。
心が痛みます。
だけど、生き生きと輝いている方も多くて!
なんだか元気をもらいました。
印象に残った言葉。
「顔に赤いペンキを塗って街を歩けますか」
ー 顔に赤いペンキを塗って街を歩けるか。私だったら、人の目を気にするだろう。当事者の方は、この思いをずっと抱えていると思うと、大きな問題だなと思う。
この本を読んで、”人の見た目”について深く考えさせられました。
生まれつきのものであったり、病気のために見た目が違ってしまう。
自分には生きる価値がないと思うこともあったり、人間関係はマイナスから始まるから自分から積極的に話しかけていく・人柄を見てもらうなど。
きれい事では済まされない問題がそこにはあります。
”見た目”の問題について上手く言葉では言い表せませんが
この本を読んで、見た目について考えるきっかけとなりました。
これからの人生、たくさんの人と出会うと思います。
そんなとき、この本を思い出して、見た目ではなく、その人の人柄を見る人でありたいです。
少しでも、色々な人が生きやすいような世の中に変わっていくといいなと思いました。
はじめに
第1章 生きづらさの海の中で
第2章 学校生活という試練
第3章 どんな顔でも自由に働きたい
第4章 誰かを好きになったら
第5章 見た目を武器にする
第6章 視線という暴力
最終章 この子の見た目を愛するということ
おわりに
2019年7月30日 第1刷発行
『これからの生き方。』北野唯我/著 百田ちなこ/絵
『これからの生き方。』北野唯我/著 百田ちなこ/絵
自分はこのままでいいのかな?
なんとなく気になって読んでみました。
まず、最初の200ページくらいが漫画になっていて、文字ばっかりの本を今 読みたくない!という時でも、すんなり読むことができます。読んでいて面白かったです!^-^
最初の漫画が、本題の導入となっていて、漫画でそれぞれの人物のことや仕事に対する価値観が分かります。そして、漫画の後に仕事に対する価値観の違いが解説されています。
「漫画」が後の仕事に対する価値観の違いを分かりやすくするための導入のものだったとしても、私はその導入の漫画のクオリティの高さに驚きました。「本当に導入の漫画!?」「続きが気になる!」と思うくらいでした。(笑) 人物相関図も最初に書かれていて、面白いです。あと、絵がすごく綺麗。人物が美しく書かれています。主人公が小林希(こばやし のぞみ)という女性で29歳で仕事ができる人なのですが、華やかでとても綺麗。憧れます✨
私はこの言葉が印象に残りました。
私はこのとき、人間というのは「生き方」だけは嘘がつけないものなのだ、と確信しました。年齢や国籍、職業などは関係ない。
人は言葉で嘘をつくことができても、長い目で見たときの行動では決して嘘がつけない。それが真理であると。
『これからの生き方。』北野唯我/著 百田ちなこ/絵 p268
ーこの言葉を裏付けるコンビニエンスストアと仮設住宅の2つの話があるのですが、たしかにどれだけ言葉で偽っても、行動では決して嘘がつけない。そして、その人の「生き方」。生き方が行動に現れる。私は、どんなときでも目の前にいる人を大切にして生きていきたいなぁと思いました。
自分はこのままでいいのか?と疑問に思っているとき、おすすめです!^-^/
はじめに
人物相関図
第1章 漫画編(物語編)
第2章 ワーク編(自己分析編)
第3章 独白編(生き方編)
おわりに
巻末付録①②
2020年8月21日 初版第1刷発行
追記:読者登録して下さった方が90人となりました!とても嬉しいです♪ありがとうございます✨これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
『-誰もが幸せに成長できる-心理的安全性の高め方』松村亜里/著
『-誰もが幸せに成長できる-心理的安全性の高め方』松村亜里/著
- 価格: 1760 円
- 楽天で詳細を見る
心理的安全性!どうやって高めるんだろう?
今、結構不安なこと・職場で安心して過ごせていないことも多いから、安全を高めたい!と思って読んでみました。
まずは著者の紹介から。
松村亜里さん。ポジティブ心理学者・医学博士。
母子家庭で育ち、中卒で大検を取り、朝晩働いて貯金をして単身渡米。英語学校卒業後、NY市立大学に入学。首席で卒業し、コロンビア大学院修士課程(公衆衛生学)修了。NY市立大学、国際教養大学にて、カウンセリングと心理学講義を10年以上担当。その後、夫に同行し再びNYへ。ポジティブ心理学を広めている方です。
まず、最初にこの著者の松村亜里さんの経歴をみて、すごいなぁと思ったのが最初の印象でした。中卒で、朝晩働いて貯金して単身渡米。たくさん苦労もされていたと思います。すごい。
この本を読んで、幸せは、やはり人との良い関係性があるほど感じやすいことが分かりました。そして、やっぱり人と良い関係性を作っていくことは大事なんだなと改めて感じました。
自分の強みを活かす。相手の強みを知る・活かす。
人と違っていい。
私は日本にしか住んだことがないし、海外に行ったことがないけど、私もいつか海外で暮らしてみたいなぁ。そして、日本とは違う文化や価値観に触れてみたい。
はじめに
序章 心理的安全性ってなんだろう?
第1章 関係性 幸せと成長を喜び合える関係をつくろう
第2章 自己効力感 うまくいくかわからないけど、とにかくやってみよう!
第3章 自律性 自分の行動は自分で決めて、人の主体性も尊重していこう
第4章 目的と意味 今やっていることの目的と意味を明確にしよう
第5章 多様性 人との違いを歓迎して”ありのまま”を受け入れていこう
第6章 強み みんなの強みを見て、心理的安全性の花を咲かせよう
おわりに
2022年3月30日 第1版 第1刷発行
追記:この記事が111記事目で、読者の方が88人です!
ありがとうございます!✨\^-^/
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』大平信孝/著
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』大平信孝/著
図書館で借りて読みました!
最近、なにもかも面倒で、やる気が起きず・・・。
この本を読んで、やる気に頼らずに動くコツが分かりました。読んで良かった!
この本は大事なところが黄色のマーカーでラインが元々引かれていたり、絵が多く入っていたり、必ず1つのコツに「ここがポイント」と一言アドバイスがあったり、とても見やすく分かりやすい本でした。
詳しい内容はあまり書けませんが、私が印象に残っているのはこの2つのこと。
・脳の仕組み上、急に変化に対応できないようにできている。
脳は現状維持をしようとする防衛本能がある。
ー私たちの脳は現状維持をしようとする防衛本能があることを知りませんでした。この本の最初の方に、人間の脳の仕組みについて詳しく書かれているので「こうなっているのか!」と知ることができて面白かったです。
・寝る前にやりたいことを準備してから寝ると、翌日動きやすい。
ーたしかに、勉強しようと思ったら机の上にテキストとノートが置かれているだけで、すんなりと勉強を始められる気がします。
一度読むだけで、かなりのコツ・知識を知ることができました。
今、やりたいことがたくさんあるから、早速実践していきたいと思います!
面倒くさがりな人、何かやりたいことがあるのに中々行動できていない人には、とてもおすすめの本だと思います。ぜひ一度読んでみて下さい!^-^/
はじめに
第1章 先延ばしがなくなる!行動に「初速」をつける方法
第2章 集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方
第3章 感情に左右されない!行動マインドのつくり方
第4章 「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方
第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動思考の身につけ方
巻末付録
おわりに
超要約!キーワード索引
2021年10月19日 第1刷発行
2022年4月27日 第10刷発行






