『星の子』今村夏子/著
『星の子』今村夏子/著
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前回に引き続き、再び今村夏子さんの本を読みました。
前回の記事⬇
やっぱり面白い。
最初から物語に引き込まれていきますね。^-^
第39回野間文芸新人賞受賞作。
芦田愛菜さん主演の映画『星の子』の原作小説です。
なんだかなぁ。
本を読んだ後に、複雑な気持ちになりました。
人の信仰心って怖いですね。
他の人から見ると明らかにおかしいのに、本人達はその異常さに気付かない。
もし、自分の両親が何かを信じていたら、自分はどうするのだろうと考えました。難しいですね。
幼い頃からの主人公の成長が描かれていて、面白かった。
最後の、両親と星空をずっと見ている場面には、愛が溢れていて複雑な気持ちになりました。
何かを信じていたい気持ちは分かる。
ただ、人の信仰心を悪用する人もいるから、怖い。
何かにすがるって怖いですね。
映画も観てみたくなりました!
ーあらすじー
2020年公開 映画『星の子』原作小説
第39回野間文芸新人賞受賞作。
大切な人が信じていることを、わたしは理解できるだろうか。一緒に信じることができるだろうか・・・。病弱なちひろを救うため両親はあらゆる治療を試みる。やがて両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき・・・。
『星の子』今村夏子/著
2017年6月30日 第1刷発行